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『国際諜報局 プレミアム・エディション』DVD絶賛発売中! |
007シリーズのスタッフが贈る本格スパイ映画の傑作 『国際諜報局』が、日本初DVD化! 「007/カジノロワイヤル」「慰めの報酬」の“ハードなニュー・ジェームズ・ボンド”の原点はコレだ!
 ★製作:ハリー・サルツマン (「007/ドクターノオ」から「007/黄金銃を持つ男」までの9作) ★プロダクション・デザイン:ケン・アダム (「007/ゴールドフィンガー」ほかシリーズ7作を担当) ★音楽:ジョン・バリー: (「007/ロシアより愛をこめて」ほかシリーズ12作を担当)
最新HDマスター・ワイドスクリーン・「月曜ロードショー」のテレビ吹替を収録。 マイケル・ケイン&ケン・アダムの最新インタビュー、「国際諜報局」の パロディ・スケッチ等を収録した特典ディスク付の豪華2枚組で絶賛発売中!! 税込5,040円 (税抜4,800円)
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テーマ:DVD情報 - ジャンル:映画
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007のスタッフ:製作者ハリー・サルツマン その3<007から去りつつも足跡は残した男> |
しかし「女王陛下の007」は、主演がショーン・コネリーから新人ジョージ・レイゼンビーに代わったことも災いし、興行的には大失敗。
そのため、次の作品「007/ダイヤモンドは永遠に」ではブロッコリが主導権を握り、コネリーをボンド役として呼び戻し、スケールの大きな作品に戻したところ大ヒット。方向性の決定的な違いを感じたサルツマンは、「007/黄金銃を持つ男」を最後にイオン・プロダクションを去ったのでした。
しかし、007シリーズ自体は、ピアース・ブロスナン時代からハード路線を取り戻しはじめ、ダニエル・クレイグの「007/カジノ・ロワイヤル」「007/慰めの報酬」で、究極のリアル&ハードな“ジェームズ・ボンド”となりました。それは奇しくも、サルツマンが目指していたジェームズ・ボンド像そのもの、言い換えれば<『国際諜報局』アクション篇>。
サルツマンの執念は、新生ボンド映画に受け継がれたようですね。 テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画
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007のスタッフ:製作者ハリー・サルツマン その2<『国際諜報局』を成功させた男> |
そこで、サルツマンは007とは別のスパイ映画の製作を、独自に進めました。それが、レン・デイトンのベストセラー『イプクレス・ファイル』の映画化。彼は“アンチ・ヒーローのスパイ映画”=「国際諜報局」として本作を製作し、まるでブロッコリに対する挑戦状のように、「007/サンダーボール作戦」と同じ1965年に公開しました。
『国際諜報局』の観客は、“007”とは異なる本格派スパイ映画の面白さに気付きました。たちまち評価が高まり、1965年の英国アカデミー賞で、国内作品賞・美術賞・撮影賞の栄冠に輝きました。同年の美術商には「007/サンダーボール作戦」もノミネートされていましたが、受賞は『国際諜報局』のほうでした(どちらも、美術はケン・アダムですが)。サルツマンは、みごとブロッコリの鼻を明かしたわけです。本作の成功によって、2本の続編が作られることが決まり、ハリー・パーマー映画は人気シリーズとなりました。
ようやく、サルツマンは自分の思うような007、つまりストーリー性とロマンティシズムを重視したボンド・ムービーに着手しました。それが「女王陛下の007」。シリーズ中、もっとも原作に忠実で、ボンドが本来持つハードさを前面に出した作品でした。 テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画
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007のスタッフ:製作者ハリー・サルツマン その1<007に最初に目をつけた男> |
『国際諜報局』のプロデューサーであるハリー・サルツマンは、007シリーズの製作者でもあり、「007は殺しの番号」から『007/黄金銃を持つ男』までの9作品をプロデュースしました。実は、最初にイアン・フレミングから映画化権を獲得したのはサルツマンで、ブロッコリが後で製作者として合流したわけです(というか、なかば強引に加わったようです)。
サルツマンはジェームズ・ボンド=007シリーズを、リアルなスパイ映画として制作することを考えていたのですが、一方のブロッコリは徹底的なエンターテインメントとしての007を目指していました。コネリー時代の初期作品は、相反する彼らの製作志向が良い方向に働き、ハードでリアルな一面をもちつつ、娯楽アクションの要素もふんだんに取り入れた作品でした。
ところが、「007/ゴールドフィンガー」が世界的に大ヒットし、続く「007/サンダーボール作戦」の製作予算は大幅にアップ。しかしストーリーは原作を離れ、荒唐無稽さが目立ってきました。サルツマンの不満はつのるばかり… テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画
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マスターを探せ(最終回) ようやく完璧なHDマスターを入手! |
マックス君いわく「これ、PALのHDマスターじゃないよ」 くそ~G社め、NTSCマスターをよこしやがったか! こっちは崖っぷちで進行しているのに…いよいよ発売日の延期を判断しなければならないのか!?
「届いたのは、1080/24Pのマスターだよ」
「?????」
「つまり1秒間に24フレームのHDマスターなんだよ。言い換えれば、プリントと同じコマ数のHDマスター。だから、ランニングタイムも劇場公開と同じ108分」
マックス君によると、最近のHDマスターは1080/24Pが一般的で、そこからNTSCにもPALにも、それぞれ変換できるそうです。いわば、どんな形式にも変換可能な、大もとのマスターなのです。
「おたくのラボで変換できる?」
「オフコース! NTSC用1080/60iに、すぐ変換してあげるよ」
仕事の早いマックス君のおかげで、予定より1日早くNTSCのHDマスターが到着。ランニングタイムを確認すると、107分35秒ありました! ありがとう、マックス!!
ところで、どうしてG社が11月までHDマスターを出してくれなかったのでしょうか? あと1ヶ月でも早く提供してくれれば、発売延期の危機に苛まれることもなかったのですが…
恐らく、イギリスでのブルーレイ発売(11月10日)に影響が出ないように、つまり『HD素材を使ったブルーレイを日本がイギリスより先に出さないように』発送時期を後ろにずらされたのだろう…と勝手に邪推しております(笑)。 ともあれ、完璧なHDマスターによる、の「国際諜報局」を、みなさんにお届けすることができました! DVDとしては世界最高(今のところは)の画質を、ぜひ商品でご確認ください。 テーマ:DVD - ジャンル:映画
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プロフィール |
Author:ipcress
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